初心者脱却――デッキ構築の第一歩


 えーっと。
 本当はデッキデス戦略とか語りたかったのですが。

 その前に、もっと基本となることがあったことに気付いたので、そちらを先に。
 (デッキデス戦略とかそもそも自信ないし)

 そのテーマとは「先取1点」デッキか否か。

 ぼく自身の話をしますと、初心者の頃って、レベル1クリーチャーで攻めるなんて戦略、なかなかできなかった。
 ときおり対戦相手がイソギンチャクを1ターン目に出して1点先取したりなんかしていたのだけど、それを見ても、「なに焦ってるんだコイツ、イソギンチャクで場を制圧できるわけでもあるまいし」としか思っていなかった。
 ちなみにそのあと、ドラキュラを出したらトラバサミに捕まって涙目状態でしたw
 焦って送り込んだ後続はシーサーペントにバウンスされて4タテいかれましたw

 というわけで……
 世の中には「意地でも1点先取するんだ!」という戦略があるわけです。
 この戦略を採用するにしろ、採用しないにしろ、理解していないと初心者脱却は夢のまた夢。
 ぼくみたいにトラバサミに捕まって涙目ですよ。

 だって、1ターン目にうごけないと、次のターンにあいては魔力4を使ってなにをしてくるか分からない。
 サメが飛んでくるかも?
 人面樹が待機所を埋め尽くしてしまうかも?
 あなたが出そうとしているクリーチャーはオルトロスを倒せるスペックなの?
 あなたの手札にはカウンゴを攻略できる策があるの?
 とまあ、トラバサミ以外にも怖いものはたくさんある……。



●1点先取戦略

 まず初心者にも直感的に分かりやすいのは、アルマジロを採用したデッキだろう。
 アルマジロは後攻ではあるものの、攻撃力2かつHP4とスペックが高く、バニラクリーチャー(能力を持たないクリーチャー)なので火柱の補助を受けられる。レベル1なのでシャーマンの補助も受けられる。後攻なので天狗の補助も受けられる。
 イニ有りの1ターン目にアルマジロ召喚を防ぐ方法は、海神によるサメ活用ぐらいのものだろう。
 イニ有りであればガーディアンと組み合わせることによりウミガメのバウンスも防ぐことができる。
 そのあとにピクシーを使えば攻撃力6、HP6の大型クリーチャーになる。
 補助に困らない。強化方法は無数にある。
 最強のレベル1クリーチャーである。



 そんなアルマジロに唯一拮抗できるのが、ゴブリン戦士だ。
 使い勝手は非常に悪いが……ゴブリン戦士&ゴブリンメイジのコンボならアルマジロ&ガーディアンを打ち砕ける。

 ゴブリンといえば、ゴブリンパラシュートはレベル2だが、これだけは例外的に1点先取戦略に数えられる。
 1ターン目にゴブリンライダーを待機所に用意しておけば攻撃力4となり非常に頼もしい。
 イニ有りであればサメを回避できる滑空速度を持つw
 イニ無しであれば火力を回避してから戦場に降り立つw



 他にかなりリスキーな方法を挙げると……
 海神によりネクロマンシーを墓地に落とし、ネクロマンシーの能力を発動し、墓地のネクロマンシーを戦場へ出すことで、1ターン目からwinするギャンブル戦法がある。
 ときどきCPUの弟がみせてくれる戦法である。



 さて……
 ここまで読んで、「そんな高機能のレベル1クリーチャーを採用したデッキなんか別に興味ないし」と思われている方へ……
 ぼくが今回説明したいのは「必ず1点先取する戦略」ではなく「1点先取できる可能性を持つ戦略」の重要性であることを、今一度認識して頂きたい。



 たとえば、タコ……
 やつは、あざとい。
 あざとすぎる。

 1ターン目に、
 手札を1枚増やしつつ……
 次に引くカードの情報を仕入れつつ……
 戦場があいていれば、あわよくば先取1点を目論む……
 非常にあざといクリーチャーなのである。

 誰もタコで4タテとか、
 あわよくば2点とか、
 けっして考えない。
 そんな馬鹿なことは誰もしない。
 だがタコで1点……あわよくば1点……は、しばしば考えられている。
 そして今日も誰かの対戦でタコが先取1点をとっているのである。



 次のデッキをみてもらいたい。

e0295317_1152018.png


 これは最近ぼくが遊んでいた墓荒らしデッキである。
 もうはっきりいって弱い。実質的にレート1500を維持するのがやっとのレベル。
 だが、こんなデッキでも間違ってレート1640までいったことがある。
 そんな間違いがなぜ起きるのか?
 墓荒らしが強いから? そんなまさか。そんなこたぁない。
 それはもう、1点先取の戦略がじわじわと効いてくるからである。

 地獄蝶か、漁師が、先制の1点をとってくれるからである。
 どちらも補助がなければ簡単に処理されてしまいそうな雑魚である。
 それでも、あいてのタコを牽制し、1点とってくれるだけの力はある。



 あと、個人的にニガテなのはミイラ。
 頑張ってサラマンダーで焼いたのに、サラマンダーが戦場に出るとネクロマンシーで蘇ってきて、まとわりつく……。
 イビルアイでハンデス確定……。
 魔剣しかないと思って戦場に出るとイニ有り人魚メイジで魔剣に負ける……。



 ●先取1点ではないデッキ

 さて。
 「先取1点戦略」はすでの述べたとおり、レベル1(例外的にゴブパラ含む)を使うことだけが条件だ。
 それ以外のデッキは、ある意味ではこの「先取1点戦略」に対抗手段を持っていなければならない。

 さもなければトラバサミに涙目(しつこいw

 分かりやすいアンチ「先取1点戦略」としては、ウミガメでバウンスとか、ワーライオンでいじめ抜くといった方法が考えられる。
 あるいはバーンデッキであればワンテンポ遅れて動き出すぐらいが丁度良かったりする。

 もしクマやドラキュラを序盤の主戦力として考えているとすれば、それは当然「レベル1に勝ち、更にその次も勝てるかもしれないから」であろう。
 そうでなければ採用する道理がない。

 もちろんデッキデス戦略はライフの奪い合いに興味がないので「先取1点戦略」ではない。



 バリバリのコントロール系である青いデッキも、当然、そういった事情を考えている。

 1ターン目は煙で様子を見る。
 相手の使う色は何か、1ターン目にクリーチャーは出るか。
 クリーチャーが出たならウミガメを使う。
 クリーチャーが出なければ次のターンにトラバサミを使う。
 続くターンも更に様子を見……
 大きなクリーチャーが出そうならサメ……
 あるいはもっと確実に、トラバサミに捕まっているクリーチャーをヤマタノオロチで奪ってトラバサミ地獄を続ける……

 しかしこういったデッキですら、やはりタコを導入するなどして、「先取1点の機会があったら当然攻めるよ、当たり前じゃん」というデッキ構成にするものだ。
 (タコでトラバサミひっぱってきたら更に美味しいし……)



 ここまでダラダラとまとまりのないことを語ってきたが、はっきりといってしまおう。
 初心者は1点先取が可能なデッキ構成をするべきだ。
 また、身も蓋もないことを言うと、高レートデッキは確実にそういうつくりになっている。

 レベル1カードの導入により、手札事故率が下がる。
 煙壺がなくても動けるようになれば、魔力ロックにも耐性がつく。
 序盤の攻防であれば、そこまで高度な読みは要求されない。

 とはいえ、先取1点はあくまで勝利へのきっかけであり、
 最終的に勝利を制するための戦略はまた別に必要となってくる。
 だが先取1点戦略が功を奏し、レベル1の斥候が大躍進してくれたならば、あなたのデッキは真の戦略を手札に温めたまま有利にプレイすることが可能となる。

 というわけですよ!



 ●ほんじつのおさらい
 サンプルとして、1点先取戦略するデッキと、しないデッキのレシピ。
 (理解を深めるための単なるサンプルだから期待しないでね)



 速攻デッキとは「ガチの1点先取戦略」を採用しているデッキのことである。
 また、速攻後のフォローとなる第二の戦略も備えている。(でなきゃ失速して負ける)

 アルマジロを採用する場合、こういう感じになる。
e0295317_11535755.png

 ▲ぼくがはじめてレート1700を体験したデッキ。

 基本的な動きは……
 レベル1クリーチャーを使う→レベル1のクリーチャーを支援する→漁師&スライムで魔力補給→高レベルカードで決着!

 いざとなればイソギンチャクで攻めることも躊躇わない!



 お次は、1点先取戦略なんて毛ほども興味ないデッキ。

e0295317_11575140.png

 ▲ぼくが初心者脱却した頃のデッキ。レートは1690どまり。

 レベル1カードが5枚、レベル2カードが8枚、全体的には軽そうだが……
 速攻するつもりは毛ほどもない。
 シスターやコロポックルを1ターン目に使うはずもない。

 基本的な動きは……
 煙壺→エルフ→エルフ→雪女→シーサーペント→コロポックル→青龍でもイカでもお好きにどうぞ

 序盤にクマ&ウィザードで不動クマきめられたときですら、クマをガン無視してデッキデス決めたことがある。
 魔力ロックを打ち破ってきたこともある。
 だがどうしても白虎、リッチに弱い。
 赤マントでも死ねる。
 使い魔もうざい。
 今では怖くて使えないデッキのひとつw



 双方を動かしてみれば1点のありがたみとそのヌルさが理解できると思う。
 さて。
 次回こそデッキデス戦略……
 いや「すかし」が先か……
[PR]
by cardfan | 2012-11-25 12:13 | 雑記 | Comments(0)


<< ウィッチクジラの弱点 初心者脱却――カウンゴのノック戦法 >>