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【コラム】人は悪いことばかり起きると錯覚しやすい

 忙しくてカーコマやれてないから、
 コラム的な記事というか、
 記事の紹介でお茶を濁す。









 この記事の中では、ゲーム中に設定されている確率と、プレイヤーが体感する確率の差を語っている部分がある。
 該当箇所を引用してみよう。


『例えば、「10%で起こる」という数学的な確率と、「このアイテムって10%くらいの確率で出るよね」という体感での確率は違うんです。これは場合によってバラバラなのですが、5%にするとそう思ってもらえるときもあれば、15%にしてやっとそう思ってもらえる場合もあるんです。』

 実際の確率と
 体感の確率には誤差がつきものである、と。



『ここで面白いのが、例えば15%にしても19%にしても特に変化が起きていないように感じるのに、20%にした瞬間に「あ、出方が変わったぞ」となることがあるんですね。どうも人間の確率に対する感覚というのは、階段状に作られているように思えますね。』

 ふむふむ、
 そんなものなのかな、と。



『この辺の人間の確率をどう捉えるかは、色々なコツがあるんです。例えば、仮にある武器の命中率に85%と90%の差をつけたとしますよね。これは、単に5%しか差をつけていないのですが、プレイヤーは大変に大きな差を感じてしまうんです。それってすごく不思議に思えますが、逆にこれを「命中しない確率」だと思ってみて欲しいんです。』

 ここが面白い。

 命中率90%の武器と
 命中率85%の武器なら、
 差はわずか5%しかない。

 しかしプレイヤーは大きな違いを感じるらしい。

 これを命中しない確率として捉えると、
 それぞれ10%と15%で、
 実に1.5倍の開きがある。
 プレイヤーはこれを感じ取って、命中率90%の武器に大きな信頼を寄せるそうだ。

 つまり人間はよいこと(命中する率)より、
 わるいこと(命中しない率)に敏感らしい。




 失敗した記憶だけが強い印象として残る。

 自分にとって悪い出来事は
 実際の確率よりも高い確率で起きているように錯覚してしまう。

 カーコマでもよくあるはず。
 今引きなんかもそのたぐいだろう。
 カーコマはデッキ枚数が少ないため、今引きが果たす役割は他のゲームよりも大きい。
 とはいっても、数字にすれば微妙な差なのだろう。
 しかし体感上ではかなり大きく、印象に残りやすい。
 (今引きで逆転されたときは特に)

 後攻デッキで、せっかくいれているガーディアンを使えばいいのに、人魚メイジの影に怯え、日和ってしまったことはないか?(あります!)

 入っているかどうかも分からない死神の影に怯え、無意味なスルーであっさり負けたことはないか?

 あるいは逆に一枚しか入っていなさそうな死神を過剰に警戒して、ひねくれたプレイングの果てに普通にピンチに陥ったことはないか?




 カーコマには観戦機能もなければ統計に使えそうな数値も記録されない。
 客観的に確率を検証する機会に乏しいため、
 体感の確率が現実とずれていても修正しづらい。

 だからこそ、今一度、冷静になって振り返ってみてはどうだろうか。







 んま~、ほとんど意味ないだろうけどねw

 体感の確率ってイメージとして本能にこびりついてるからね。
 理性で制御しようとしても長くもたない。
 だから遅延デッキ相手だと、開始直後はセオリーに従ってプレイできているのに、どこかで体感の確率に引っ張られてミスしてしまう。
 そのワンミスが命取りでね……。
 自分の場合 んたかし さんの遅延黒緑と対戦しているときにモロにそれがでてくる。
 素直にやっていれば勝てたかもしれないのに。
 そんなワンミスで負けたら印象悪すぎて遅延デッキ全般が呪わしくもなるというもの。
 遅延が嫌われている理由って、単純に強いとか、時間がかかるとか、それ以外にも自滅させられた苦い記憶を刺激されるからじゃないかなと。

 そんなふうに思った。

 おしまい。





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by cardfan | 2017-05-28 22:43 | プレイング | Comments(0)

プレイングの話16――相手の強さを信じる




 カードコマンダーはフラッシュゲーム。
 対戦相手の顔は見えない。ディスプレイを隔てた遠くのどこかにいる。
 顔色も、目線も、気迫も表示されない。
 それでもカード選択の間や選択の内容、あるいは使っているデッキによって、真剣味が測れる。

 たとえば負けが込んでイライラしているとき、
 投了のタイミングが通常より早かったりする。
 「あーハイハ クソみたいな今引き乙」と切れ気味に退室ボタンをクリック。
 誰しも覚えがあるはず。

 たとえば普段はデッキデスばかり使っている猛者が、
 今日は三色ハイランダーを回しているとしたら、
 ガチでレートを狙っているのではなく、
 カジュアルにプレイしているのではないか。
 とか。

 古参プレイヤーがあきらかに正着とは思えない安直な手を放ったら?
 寝起きで頭が回っていないのかもしれないし、
 疲れて惰性でプレイしているだけなのかもしれない。
 あるいはイライラしていて、ついついドローしたカードも見ずに手拍子で選んでしまったのかもしれない。



 相手の顔は見えなくても、真剣かどうかを推し量るサインはいろいろとあるはず。
 初見でそれを見切れなくても、二度、三度と対戦するうちに分かってくること、あるよね?
 デッキをコロコロ変えているとかは分かりやすいサイン。

 逆に真剣にプレイしているならデッキは固定しがち。
 デッキタイプから遊びが少なくガチ志向が高いことも読み取れるはず。
 そして上昇気味のレートとプレイングの正確性、
 手拍子での安直なクリックを避ける一呼吸おく僅かな間。
 そういったサインがでているはず。



 真剣にプレイしているなら、そしてガチなデッキを使っているなら、
 かえって正着が読みやすいというもの。
 それを利用できるケースは限られているものの、
 狙えるときは逃さず狙っていきたい。




 というわけで、今回はこちらの一戦から。



 動画視る価値はほとんどないかな……。

 以下、いつも通り画像でお送りします。



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 対戦相手は、久々にカーコマをプレイしてみましたといった感じの腕の立つプレイヤー。
 だったはず。
 すでに一度対戦済みで、青黒、堕天使を絡めたかたちだと分かっている。
 初手サンタもあることから、1204や104、024の動きをメインとしている構成も察しが付く。
 特に024(煙→堕天使→クラーケン)は要注意。
 L3域にはバンシーや河童、サメが予想される。



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 そういった前情報を踏まえつつ迎えた4ターン目。
 とりあえずクラーケン読み河童で、次のターンにデッキに2枚あるイソギンを引ければよしという選択をした。
 バフォメットあったかー、あったらそっちだよねーと苦笑い。



 では次のターンどうするか。
 素直に河童を出して、堕天使を倒して、堕天使の敗北効果でライフを更に削る――
 あるだろうか、そんなおいしい話が?
 かなり悩んだが、ここは相手の強さを信じることにした。

 このプレイヤーは強い。
 集中して画面の前に座っている。
 安直な選択はしない。
 堕天使のデメリットを帳消しにする保険があるはず。
 ……と考える。

 イソギンかカブトガニ。
 カブトガニはレアケース。素直にイソギンを読んで、ドルイド戦場送りサメプレイ。



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 はいドンピシャと。



 これは読みが外れても全然構わない。
 というのも、うまくいって五分五分の展開、裏目を引いたら敗色濃厚となるのはどちらの選択でも同じことだから。
 それなら自分が楽しい方を選ぶ。
 楽しさ効率、ブログのネタ効率、相手に与えるプレッシャー効率などなど。



 この勝負、勝ったな(キリッ


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 死 神 は 読 め な か っ た よ ……




 サメ使ってこなかったから、てっきりシーサーかと思ったのに、死神か。
 ツタ我慢してアーチャーだとウミガメ・バフォメットどちらも通ってしまうし。


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 ほらウミガメあるじゃん……
 ドルイドorイソギンをアタッカーにアーチャーだとウミガメされる。
 イソギンも絶対持ってると思ってた。

 このラストターンは最初の何秒か考えただけで、途中から思考停止した。
 どんなに読んでも先がなかった。(シーサー読んでもその次の返しでソーサラーorシーサー読みイソギンで詰む)
 このターンで決まらなかったらどっちみち負けると思って、
 考えすぎないよう意図的に思考停止したのだったが……

 死神かよー ><



 黒のカードパワーの高さは読みを難しくさせる。
 (とか、それっぽいことを書いておけば許されるだろうか)



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 本当に死神は読めない。
 特に魔力4あるときに煙つかっておいて、次のターン死神打たれたことあるけど、あれは心底読めなかった。魔力を貯めたからリッチでリセットか、マジシャン・アーチャーで決めに来るか、とか考えるので。
 死神読みのコツとかあったら教えてくだしぁ。







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by cardfan | 2017-05-22 02:56 | プレイング | Comments(3)

プレイングの話15――あるとすれば、どこか


 久々にプレイング記事です。

 むしろプレイングを指南されそうなひどい失敗からはじまる動画がこちら。
 例によって視なくても全然OKです。





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 すでに幾度と対戦しているプレイヤーと、お馴染みのデッキでぶつかる。
 水先特有の弱さでライフ2点ビハインド。
 たすけて世界樹、ライフを増やして!
 と、戦場に引っ張り出したはいいが、人魚メイジが怖くて、ガーディアンを使えない弱小プレイヤー、あらK……



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 確かにね、人魚メイジを積んでるデッキタイプですわ。
 てか実際積んでますわ。
 でもだからってね……
 カウンティングしたら正着は一目瞭然ですわな。
 人魚メイジは1~2枚。
 原住民は5枚。
 さあ、どっちが使われる?

 原住民読みガーディアンで勝利→原住民ケア狩人で引き分けor勝利→イソギンやマダム
 いい感じにつながっていきそう。

 こんな簡単な話なのに、それができない。
 日和見病である。
 レートロビーに出て行く前に、こういう局面になったらガーディアンを使うと、自分と約束しておかなかったばっかりに……気を抜いたらすぐこれだ。


 ライフ1-4で、待機所がしょっぱいどころじゃない、空っぽw
 ここから巻き返しなんてあるか?
 百回やったら百回負けそうな逆境シチュだ。
 即投了するプレイヤーもいる。
 でも投了するにしても次のドローぐらい見ろよ、と架空の投了プレイヤーを全力でディスっておこう。

 シーサーでも引いたら面白いが……
 と、引いてきたのはウミガメ。
 シーサーや首長よりシナジーが多い、唯一逆転に繋げられるクリーチャーだった。


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 ▲デッキに愛されてる。



 ここからはとんとん拍子。
 ウミガメで生きながらえ、
 ガーディアンで原住民を凌ぎ、
 天狗で勝利をもぎ取り、
 当然のステゴ読みイソギンでライフイーブンまで追いつく。怒濤の展開。



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 しかし状況は最悪。
 二度目のオワタ感w



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 ▲さあ、どうするよ?



 こんなのはまあ、だいたい七割はクジラかサメか森神で終わるシーンだ。
 じゃあ、残り三割はなんなんだ?
 もし逆転があるとすれば、この三割の中にあるわけだが……

 そんなことを考えず即投了するプレイヤーもいる。
 時間の無駄?
 悪あがきはみっともない?
 でも今、大きなアドバンテージがひとつあるってことだけは知っていてほしい。
 それは魔力。
 12も残っている。
 手札が腐っていて魔力の使い道がない?
 そんなこと、相手には分からない。青緑が魔力を貯めている。これは脅威だ。ライフ3点連取されたプレッシャーもある。シーサーでの仕切り直しやアーチャーによる逆転、青龍でステゴをとられるぐらいは予想せずにいられない。

 焦り始めると、「意外と大丈夫」なんて鷹揚に構えていられなくなる。
 クジラを使ったらスルーされて状況が悪化するかも? と考えるとクジラは使いづらくなる。実際には強い一手なのに、まったく安全でないように錯覚する。
 サメを使ったら、シーサーでリセットされたあと、マダムで雑魚を引きずりだされるかも、とか考えてしまう。
 考えるうちに制限時間が少なくなっていく。
 幻想の安定手にとびつく。シーサーでリセットすればその1ターンだけは負けることはないはず、と。



 くどくど書いたけど、
 こういうときは相場がだいたい決まっている。
 悪あがきでリセット読み。
 シーサー読みイソギン、シーサー読みゴブパラ、リッチ読み妖精、ゴブ戦読みピクシー、だいたいそんな感じで悪あがきすれば、ひょっこり勝ちを拾えることがある。
 リセット読みでナーガを待機所に送り込んで、次のターンカニを使うとかもよくやる。



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 運良く、シーサー読みが決まって、本来なら三回ぐらい負けてそうなゲームを落とさずに済んだ。

 人魚かつ原住民かつ擬態の青緑の構築読みすると、
 サメ 0~2枚(最近は2枚積み見ないよね)
 クジラ 0~1枚(ぼくなら0枚で組む)
 シーサー 1~2枚(最近は1枚が主流)
 森神 1枚
 が一般的か。
 「森神を引いていない」かつ「シーサーを引いている」場合だけ見ても確率低そう。
 なんだかんだいって運がよかった。

 でも運がよかったといっても、
 試行しなければ0%だ。
 するのと しないのとでは天地の差。

 悪あがきそれ自体の成功率は低い。
 七割方はドラマも何もなくストレートに負ける。
 残り二割ぐらいは駄目押しでやっぱり負ける。
 成功するのは3~5%程度か。
 二十回に一回とか、三十回に一回とか。
 でも、それって多くね!? やってみる価値十分じゃね!?
 と、あらKは思うのであった。



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 過去記事の「視界」と内容的には同じ。
 対戦相手にはこちらの手札が見えていないので、
 それをふまえた上で正着を考えてみることが大切だという話。

 ただ、今回はそれに加えてプレイヤーの心理まで考慮したほうがいいよと伝えたかった。
 というのも、見ての通りで、アドバンテージの話だけするなら完全に負けてるわけですよ。
 そこから巻き返すには人間心理を読む必要がある。
 運も必要だけど、運は技術じゃないから磨きようがない。
 磨けるところを磨くしかない。

・強い重圧下での印象の変化
 裏目を実際より大きく見積もってしまう心理がある。
 ぼくがガーディアンを使えなかったのも同じ心理orz

・犯しやすいミスの種類
 焦っているときミスを犯しやすくなるもの。
 でもミスを犯すことだけ分かっていても不十分。
 できればどういうミスを犯すかまで予想したい。
 リセットにすがりつきやすいとか、
 サメにすがりつきやすいとか(カオドラをくれてやれ)、
 過剰な駄目押しがありうるとか(死神を読んで遅延したら驚くほど有利になったり)。

 仙人マントでマントの効果が残っていることを忘れて使用効果を期待する間違いは結構ありがち。
 変異体で引き分けたとき、「してやられた」と負けたような気分になり、イニが動いたと錯覚し、イニ無しなのにイニ有りだと勘違いして戦場にのこのこ出て行ってしまって巨大化した変異体に殴り殺されるとか。



 手元の具体例をあさってみたけど、こんなのしか無かった。

 この動画は相手がカーコマ初級者であることを見切って、
 本来イニ有りまで我慢する手(エメドラ)をイニなしで使うという、
 「ミスをするタイミング」と「ミスのタイプ」まで一点読みして逆転する内容。



 このあたりも内容的にニアミスかな。

 一見すると負けが確定しているようで、
 実は逆転しやすいシチュなんだって内容。



 プレイヤーごとの弱さを突くこともあるので、人読みの要素も大きい。



 今回はこれぐらいにしておきます。
 また来週。





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by cardfan | 2017-05-14 17:21 | プレイング | Comments(0)

こんなデッキは紙の束だ!


 MTGでお馴染みの企画『こんなデッキは紙の束だ!』を、
 カードコマンダーでパロって動画をつくりたいと妄想するが、
 さすがにそこまで暇ではないので文章だけに留める。

 掛け合いは東方キャラでやるのが無難かな。
 (某MTG動画のパクりオマージュ)


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「さて今月も始まりました。
 『こんなデッキは紙の束だ』のコーナーです。
 お相手はいつものように、わたくし
 “追加当初は壊れカードがデフォ”霧雨魔理沙と――」

「“遅延雪女滅ぶべし”博麗霊夢でお送りします。
 このコーナーは、視聴者の皆さんから寄せられたデッキリストを診断し、
 使えるデッキにチューンナップするコーナーです。」

「今日もいつものように、送られてきたデッキにもりもりダメ出ししていくぜ!」

「今回紹介するデッキリストは、“墓荒らしだけは赦さない”あらぶるK さんから戴きました。
 デッキネームは『勝てる赤緑を目指して』。
 それではさっそくデッキリストを見てみましょう。」




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「L3アタッカーから繰り出していく普通のデッキみたいだな。
 補助が噛み合って連勝すれば面白そうだが、霊夢はどうみるぜ?」

「う~ん、そうねえ……
 そもそもデッキが回る以前に、アタッカーを戦場に出していけるのかしら」

「どういうことだぜ?」

「初手をL3に絞るならトラバサミ対策は必須になるわ。
 ところが対策らしきカードはコロポックルが1枚だけ」

「そこに気づくとは、さすが霊夢だぜ。
 これだと初手トラバサミのデッキに大きく出遅れることになりそうだぜ」

「それにコロポックルはトラボルトの動きに対応できないわ。
 トラバサミに捕まったL3を増やしてもコボルトに刺されれば、
 戦場に出られるのはコロポックル本体だけ。
 おそらくこのデッキを作った人は、
 トラバサミには目を瞑ろうと考えたのでしょうけど……」

「どうするぜ?」

「トラバサミ対策といえば、決まっているわ。
 イソギンチャク。
 これしかないでしょう」

「確かにその通りだぜ。最も素直な回答となる一手だぜ。
 それなら人魚マダムでトラバサミを戦場に引きずりだすのはどうだぜ?」

「もちろん採用しない手はないわ」

「これでトラバサミ対策は万全だぜ」

「安心してL3アタッカーを採用できるようになったわ。
 見たところ総じてHPが低いようだからHPの高いL3……
 グリフォンやケンタウロスを増やしましょう。
 L1に躓くのもイヤだからウミガメもいいわね。
 ドルイドで魔力をためて使うカードにアーチャー」

「誤爆のない優秀な一枚だぜ。
 リセット枠はどうするぜ?」

「ドルイドがあるとはいえ、いつも魔力が溜まるわけじゃないわ。
 四神二枚積みではコストがかかりすぎてしまうから、
 一枚はもっと安いリセット、シーサーペントね」

「定番だぜ。
 だったら青龍も入れたいぜ」

「速度調節系は一色に固めるより散らす方が無難だから、
 ツタ、河童がいいかしら。
 ファッティに二の足を踏まないよう、ソーサラーも定番ね」

「メインアタッカーの一勝を安定させるためサメなんかどうだぜ?」

「いいわね。
 あら、でも……どうしてサメが入っていなかったのかしら」

「本当だぜ。青いデッキなら思考停止で入れてもいいぐらいだぜ。
 リストを確認してみるぜ」





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「おかしいぜ、赤鬼とマグマ男が入っているぜ?」

「赤鬼は青鬼の間違いでしょう」

「大いにあり得るぜ。漢字でもひらがなでも一字しか違わないぜ」

「マグマ男も何かの間違いね。
 おそらくデッキデス対策が頭をよぎったのでしょう。
 デッキデス対策には巨大アンコウを入れましょう。
 特効薬的な対策にはならないけど、デッキデス以外にも柔軟に対応できるわ」

「ナマモノのくせに序盤・中盤・終盤と腐らないすごいやつだぜ」

「同じく序盤・中盤・終盤と腐らない補助にラッパ妖精もいれましょう」

「そろそろ完成か?」

「いえ、まだ問題が残っているわ。
 役割がダブっているカードが多すぎるわ。
 サメがあれば森神は2枚もいらないでしょう」

「魔力が貯めやすいわけでもないから使い勝手でサメ優先だな」

「サメがあれば人面樹もいらないわ」

「四神読みで人面樹使うもサメ使うのも大差ないぜ」

「あとはゾンビや堕天使のようなやっかいなL2をとめるため首長竜をいれて……
 これで完成かしらね」

「チューンナップ後のレシピはこんな感じになったぜ」





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「なかなかいい感じになったじゃない」

「それでは今回のデッキ『勝てる赤緑を目指して』――
 ……。
 ……赤緑ってなんだぜ?
 このデッキは青緑なんだぜ?」

「メインアタッカーをよく見て魔理沙」

「メイン……? 青鬼のことぜ?
 ――ハッ!? これは、目が赤い!」

「そうよ。青鬼だけじゃないわ。サメもそうよ」

「よく見ればシーサーと青竜の目も赤い気がしてきたぜ」

「つまりこのデッキネームの赤は、
 やる気に満ちた青いクリーチャーたちを意味していたのよ。
 赤と書いて『殺意の波動に目覚めた青』とルビをふってもいいぐらいよ」

「これは深いと言わざるを得ないだぜ。
 ではあらためて。
 今回のデッキ『勝てる赤緑を目指して』――」

「「これにて完成です」」

「「それでは皆さん。
  See you next time」」




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 まあ本当は魔理沙のことよくしらんから語尾が不安定なんだぜ。








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by cardfan | 2017-05-05 23:59 | 雑記 | Comments(3)